静岡県立美術館収蔵の伊藤若冲≪樹花鳥獣図屏風≫は、「マス目描き」という方眼紙のように1マスずつ区切る方法で描かれています。当館では10年以上に渡り、この「マス目描き」の方法を生かして巨大な絵画を作る「ドット若冲」というプログラムを実施してきました。今年は趣向を変えて、日本画で「マス目描き」体験ができる、大人のための「ドット若冲」を開催いたします。≪樹花鳥獣図屏風≫の実物を鑑賞後、日本画の絵具・紙で本物の若冲の表現に迫ってみませんか？基本は模写となりますので、初心者から経験者まで楽しめます。ほぼ実寸大のマス目（約1㎝角）を模写しますので、細かい作業や実験がお好きな方におすすめの講座です。