「めぐるりアート静岡」は、静岡市内のさまざまな場所を会場に、今を生きるアートを紹介する展覧会です。静岡県立美術館もサテライト会場として、鈴木諒一さんの作品を平成30年10月23日（火）から11月11日（日）まで展示します。
鈴木諒一さんは、写真を主な表現手法としていますが、写真家と言うにはそのアプローチの仕方はユニークです。しばしば書物を撮影対象とし、オリジナルとは異なるメッセージや新しいイメージを提示します。また、新作《緑の光線》は、花束をメディアの一種として捉え直したものだそうです。鈴木さんの作品は、表現や伝えることに正面から向き合った結実と言えるでしょう。
館内各所に展示されますので、作品との意外な出会いもお楽しみいただけます。
また、出展作家の鈴木さんをお迎えして、11月4日（日）13時30分からアーティストトークを開催します。同日はロダンウィークで、通常有料エリアにあるインスタレーションも無料でご覧いただけます。

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