展覧会2013年度 収蔵品展

没後150年 福田半香とその師友

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江戸時代後期から明治時代にかけて、現在の静岡県西部にあたる遠州地方では、江戸画壇の大御所的存在であった谷文晁の流れを汲む多くの南画家を輩出しました。
渡辺崋山の弟子で、おもに江戸で活躍した福田半香(1804~64)は、その遠州南画界を牽引した重要画家の一人です。遠州見付宿(現在の磐田市)に生まれた半香は、明・清代の中国絵画を間接に、また直接に学ぶなどして自己の画風を確立し、とりわけ高度な画技に裏打ちされた山水画を得意としました。
本展では、崋山門下の双璧であり生涯の友であった椿椿山をはじめ、平井顕斎など半香とその交遊圏にいた人々の作品もあわせて展示いたします。

開催期間 2014年2月25日(火)~3月30日(日)
開館時間 午前10時〜午後5時30分
※展示室への入室は午後5時まで
休館日 毎週月曜日
※ただし月曜祝日の場合は開館、翌火曜日休館
観覧料 一般300円(団体 200円)
大学生以下・70歳以上無料
※企画展をご覧になった方は無料。企画展の観覧料は、展覧会ごとに変ります。
※団体のお申込/ 20 名以上の団体のお申込は、美術館総務課へお問合わせください。
学生の団体を引率の場合、引率の先生は無料になる場合があります。詳しくは美術館まで。
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方は、企画展、収蔵品展とも無料でご覧いただけます。専用駐車場のほか、車椅子も完備しております。美術館総務課までお問合わせください。付添1名無料。

会期中のイベント 詳細は、こちらまでお問い合わせください。 当館学芸課 TEL:054-263-5857

同時開催 企画展 『グループ「幻触」と石子順造 1966-1971 ~時代を先駆けた冒険者たちの記録~
2月1日(土)~3月23日(日)
フロアレクチャー 当館学芸員が展示室で作品について解説します。 
2014年3月23日(日) 14:00〜
集合場所:収蔵品展入口、申込不要
ギャラリーツアー 当館ボランティアが対話形式で展示室の作品をご案内します(各回30分程度)。
3月1日(土)11:00~、12:00~
3月15日(土)14:00~、15:00~
※11:00~の回のみロダン館、ほかの回は第7展示室と名品コーナーの作品についてご紹介します。
集合場所:収蔵品展入口、申込不要

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