展覧会2011年度 企画展

静岡県立美術館 開館25周年記念
芸術の花開く都市展 −パリ、ローマ、東京、京都。その都市でしか生まれない芸術−

主な作品はこちら

モネは光に恋し、シスレーは風景を愛し、マティスは色彩に遊んだ。

優れた芸術が生まれる背景には、芸術家と地形・風土といった環境が大きく関係しています。本展は、個々の芸術家の才能を開花させたフランスのパリ、イタリアのローマ、日本の東京、京都といった都市にスポットをあて、芸術作品と都市との関係を探るものです。市民生活が成熟度を増すパリ、壮大な古代遺産を受け継ぐローマ、名勝と貧困の海洋都市ナポリ、そして明治維新を経て急成長を遂げる東京、伝統と革新に彩られた京都など、各都市で生まれた芸術は、芸術家の個性の表れであると同時に、都市や地域によって生み出されたものともいえます。

本展は、2500点を超える当館コレクションの中からテーマに合う選りすぐりの作品を紹介するとともに、優れた質を誇る石橋財団ブリヂストン美術館の所蔵品の中から、モネ、シスレー、マティスなどを特別出品いたします。ぜひ、この機会に、西欧と日本の優れた芸術作品、またそれを育んだ都市の豊かさにふれてください。

開催期間 2011年 7月19日(火)〜9月8日(木)
開館時間 午前10時〜午後5時30分(ただし夜間開館の土曜日は~午後8時まで)
※展示室への入室は午後5時まで
夜間開館実施日時 7/23、7/30、8/6、8/13、8/20、8/27、9/3
本展会期中の毎週土曜日は午後8時まで観覧できます。
※展示室への入室は午後7時30分まで
休館日 毎週月曜日
※ただし8月15日(月)は開館
観覧料 一般 1,000円(800円)
70歳以上 500円(400円)
大学生以下 無料
※()内は20名以上の団体および前売料金
※収蔵品展、ロダン館も併せてご覧いただけます。
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方と付添者1名は無料。 

会期中のイベント 詳細は、こちらまでお問い合わせください。 当館学芸課 TEL:054-263-5857

特別講演会[講堂] 「芸術の花開く都市パリ〜印象派から20世紀初頭までの美術〜」
7月31日(日)午後2時〜3時30分
島田紀夫氏(石橋財団ブリヂストン美術館館長)
※定員 250名 ※申込不要・先着順・無料
美術講座[講座室] 「江戸から東京へ〜変わる風景・変わらない風景」
8月14日(日)午後2時〜3時30分
泰井良(当館上席学芸員)
「ローマ、ナポリ、そしてシチリアへ」
8月28日(日)午後2時〜3時30分
小針由紀隆(当館学芸部長)
※申込不要・先着順・無料
担当学芸員による
フロアレクチャー[展示室]
8月21日(日)、9月4日(日)午後2時〜
当館学芸員が展示室にて展覧会の解説を行います。
集合場所 企画展第1展示室(観覧料が必要です。)

主催=静岡県立美術館、静岡新聞社・静岡放送

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