評価システム自己評価システムの運用開始について

県立美術館は平成17年4月の「静岡県立美術館評価委員会(高階秀爾委員長)」の提言を受け、
自己評価システムの整備に取り組み、同年7月試行的な運用を開始した。

1.自己評価システムの概要

名称 「静岡県立美術館自己評価システム」
目的 県立美術館の使命及び目標等を明らかにして事業活動に取組み、その成果を自己評価することを通して、使命及び目標の達成を図る。
目標管理システムによる運用 (PDCAサイクル) 戦略目標・戦略・アクションプラン(P計画)に基づき事業活動(D実行)を行い、評価指標により自ら評価(C評価)し、その結果を踏まえ、戦略目標等及び事業活動を見直し (A改善)する「目標管理システム(戦略計画方式)」を年度単位で運用する。
使命及び達成目標等の構成 (1)使命、(2)達成目標及び館長公約、(3)5つの戦略目標、(4)18の戦略 (5)評価指標(定量・定性)、(6)アクションプラン(行動計画) (具体的な内容は別添のとおり)
外部評価の実施 県立美術館の自己評価の結果は、外部評価機能として生活・文化部に設置する「静岡県立美術館第三者評価委員会」において評価する。
外部評価の結果は、今後の戦略目標等及び事業活動の見直しに反映する。

2.運用開始

平成17年7月26日(火)に開会する企画展「アルタイの至宝展」を期に運用を開始した。

(参考)平成15年度から県立美術館の評価システムの導入を検討してきた、有識者で構成する県立美術館評価委員会から、平成17年4月20日に生活・文化部及び県立美術館 に対して、提言書「評価と経営の確立に向けて」が提出された。この提言に基づき生活・文化部及び県立美術館は「評価システム」の整備に取り組んできた。今回の県立美術館自己評価システムは、提言された5つの評価システムの一つである。