教育普及・講座2009年 実技室プログラム スケジュール

創作週間スペシャル 線がつくるものがたり 〜岩絵具と抽象表現〜

※終了しました。

静岡県立美術館では実技室を、「創作週間」期間中、みなさんのアトリエとして開放しています。そこでは、日本画に取り組まれる方も多く、以前から日本画独特の技法を学ぶ機会はないか?という声があがっていました。また、当館は、制作時期、モティーフ、画風ともにバラエティーにとんだ日本画収蔵作品が、特徴でもあります。そこで、今回はパウル・クレーの展覧会にちなんで、抽象画の面白さに岩絵具を使ってせまっていこうと思います。
「あるがままでなく、こうあるものとして表現する」 パウル・クレー画集より
抽象表現(アブストラクト)とは、作者の気持ちや精神を単純で純粋な形や色で表現する考え方です。クレーの絵画から、線や色を繰り返すことによって得るリズム感、面を分割してできる空間感を味わってください。墨で線を構成し、岩絵具の質感と発色の美しさを加えた抽象作品を制作しましょう。
是非、ふるって御参加ください。

開催日 ※終了しました。
平成21年7月18日(土)25日(土) 二日間とも参加してください。
時間 10:15〜16:30 (お昼休憩あります)
場所 静岡県立美術館 実技室
1日目 講師によるレクチャー・学芸員解説による展覧会鑑賞・スケッチと制作
2日目 制作・鑑賞会等
講師 【実技指導】
日下 文(くさか あや)氏 (創作週間 日本画インストラクター)
女子美術大学芸術学部日本画専攻卒業、同大学日本画研究室助手を経、創画展出品等展覧会多数

【作品解説】
南 美幸(みなみ みゆき)(当館主任学芸)
対象 高校生以上 14名(経験不問)
材料費 参加費1,000円+展覧会観覧料
★展覧会『パウル・クレー 東洋への夢 展』
(一般1,100円、高校生・大学生・70才以上500円)
持ち物 筆記用具、エプロン、使いふるしの布(筆ふき用)、筆(お持ちのものがありましたら)、昼食
申込期間 電話で受け付けます(先着順)。以下のお問い合わせ先にお電話ください。
平成21年6月23日(火)10:00から、受付開始します。
定員となりしだい、締切りとさせて頂きます。
お問い合せ 静岡県立美術館 学芸課 普及スタッフ 実技室担当
TEL. 054-263-5857

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