1819-1877 
 
 スイスに国境を接したフランシュ=コンテ地方ドゥー県オルナンに生まれる。父の勧めにより法律家を目指したが適応せず、ブザンソンで美術教育を受けた後、1839年にパリに出て、アカデミーの画家ストゥーベンのアトリエで学ぶ。サロンへは何度か失敗を繰り返し、1844年に初入選を果たす。2年後のサロンで注目を受けた《オルナンの食休み》には、オランダ滞在中に触れたレンブラントやカラヴァッジオの作品からの影響が見られる。  | 
 
  
ピュイ・ノワールの渓流 1865年   | 
 ピュイ・ノワールはクールベの出身地であるオルナンに近い峡谷である。目の前のものを、見たままに描き出そうとした「レアリスト」クールベは、故郷周辺の身近な風景をしばしば題材として採用している。澄んだ空気がまぶしい光を投げかけるフランシュ=コンテ地方の風景は、彼の風景画制作を考えるときに必ず立ち返らなければならない地点である。  | 
  
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